仄暗き時の果てよりは、キービジュ的には興味なかったのですが体験版が悪くはなかったので程々に期待しつつ購入。
シンソウノイズは…面白そうですがヒロインが全く刺さらず…うーん。。
◆ (ほぼ)確定 ◆・
仄暗き時の果てより MOONSTONE (体験版の感想は後半で) :体験版プレイ済。 某水関連のホラー的なものを連想するタイトルですが、偶然か狙い通りかホラー作品ラインの方。殺人鬼とか化物とか異能とか出てくる系統。グロ系描写が過去作と比べても一番本気出してる感あるので苦手な人は…ってこの手の作品を手にとるような人には要らぬ心配ですね。 感想は
ここに書くとネタバレっぷりが割とアレだったので仕方なく久々に続きの方へ書きました。
◆ 有力 ◆・
シンソウノイズ ~受信探偵の事件簿~ Azurite :体験版プレイ済。 他人の心の声を自動的に受信してしまう能力を持つがゆえに人付き合いが苦手で結果クラスで友人もおらず名前すら覚えられてないような主人公が、偶然が積み重なった結果その能力を駆使して身の回りで起こる事件を解決していく話。聞こえてくる心の声はそのまま聞こえるのではなく主人公のフィルターを通した物であり全て無機質無感情な合成音声的なもので聞こえる為、声バレ口調バレなんて興醒めなことはない設計。でも声優さん(全部奥山歩さん…だったかな?)的にはせっかく演技したのにアレじゃなんともまぁ…
何なら心の声については声優さん雇う必要なかったんじゃ。推理モノらしく盗難事件から殺人事件などもあり、またそれらを数ある選択肢の中から正答を選択して解決へ導いていく捜査パートなるものもある為、記憶力や推理力も試されます。2章ラストの引きなど、続きが気になります……が、個人的にはヒロインが刺さらないので難しいところ。 ついでに、えちぃシーンも受信能力を活用する為かライターの癖か、モロに実況タイプのような感じになるので好みが分かれる所でしょう。
◆ 気になる ◆・
Liber_7 Lass :最初の予定では5月くらいでしたっけ?から飛んで飛んで…。 3days、11eyesに続くLassナンバーシリーズの異能バトルもの。 舞台は11eyesと同じ市で、今度は惨殺事件や爆破テロ…と、なんかもう一般市民の方々が不憫でしょうがないです。皆さん他所へ引っ越したほうが良いですよもう。 11eyesの方は割と好きでしたし、気になります。
絵はちょっと安定してないですね。・
王の耳には届かない! AXL :毎度体験版はプレイしつつも一度も買ったことのないAXL作品ですが、今回も少なくとも体験版はプレイ予定。
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星降る夜のファルネーゼ ミィティ :一応メモということでここへ。
◆ スルー ◆・
初恋サンカイメ ういんどみる :うぃんどみるさんの新作、スキとスキとで初恋サンカイメです(違)。 体験版はプレイしましたが正直数日経ったら不審者先輩くらいしか印象に残ってなかったのでスルーです。
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竜騎士Bloody†Saga あかべぇそふとすりぃ :どれだけコケようとも頑なに騎士シリーズを出し続けるこのスタンスは、騎士と言えばあかべぇそふとすりぃ、という既成概念を作り上げようとしているかのような執念を感じますね…。 でもここの騎士モノは、犯罪者が普通に銃ぶっ放すような世界観で騎士コスで剣持って戦う姿がどうしてもシュールというか、世界観的にもPOLICEが突入すれば一瞬で片が付きそうな事件にわざわざ剣片手に首突っ込んでわちゃわちゃやってる的な印象が強すぎてどうにも馴染めない事が多いのですが、今作は世界観が中世とかそれくらいで、ドラゴンの脅威に怯える王国と国民を守る騎士達、みたいな立ち位置なのでそういった違和感も特に無く、なかなか悪くなかった気がします。(体験版プレイ済です) 主人公は昔は超強かったけど色々あって今は剣を辞めて薬草師として旅をしている青年。多分本気を出したら誰よりも強いけど事情があって体験版では最後まで力を見せなかったので本編でも本当に余程の事がない限り力出さなそう。ヒロインは全員騎士見習いなのであまり強くはないはずですが、正規の騎士もばったばった死んでいくのでそのうち新兵や見習いにすら出番回ってきそうですね。でも体験版最後に出てきたアレ、どう考えても…アレですよね。となると…ドラゴンがこの短期間で2度も襲ってきた理由とか、今後の展開とか、ドラゴンと人間との関係の落とし所とか、ある程度予想出来てしまいますが…最悪「ドラゴンの脅威とは一体何だったのか…」みたいな展開にだけはならないと良いのですが…。
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あきゆめくくる すみっこソフト :体験版プレイ済。可能性が殺されてひたすら同じ苦しみの1日をループするようになった狂った街で学園生活を送ることになった主人公が、超個性的なヒロイン勢と共に街の謎を解き明かし住人達をループから開放すべく頑張る話。 私感ですが…そも理解できるものではないとも言われる量子力学に関する屁理屈をひたすらこね回してくるヒロインとかひたすら去勢を勧めてくるヒロインとかいきなり殺そうとしてきたと思ったら訳の分からない会話を繰り広げた挙句自分の胸を揺らして悦に入るような情緒がアレすぎるヒロインとかキャラ付けに癖がありすぎて私にはきつかったです。 テキストも言葉は悪いですが意識高い系っぽいというか…全体的に頭良さそうなそれっぽい事を言って深い話っぽく感じさせようとしつつ煙に巻いてるだけとでもいうかなんというか…。 春から続く3作、毎度気にはなってるのですが結局今回も見送りです。
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恋は夢見る妄烈ガール! Chelseasoft :体験版プレイ済。女の子に触れることでその子のえっちぃ妄想を覗き見…というかまるで現実のように見せられる能力を得てしまった主人公…ですが、それを活かしてうまいこと立ち回って仲良くなっていくどころかそれが原因で失敗してばかりという珍しいパターン。センターの子がやたら攻撃的な子なので割としんどいです(体験版終盤で既に落ちそうになってましたが)
◆体験版をプレイしての所感など(ネタバレ注意) *ページ内ジャンプ* (※感想は、評価に関係なくただ感想を書いた順に並べてあります)
『 仄暗き時の果てより 』 の感想はこのすぐ下!
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仄暗き時の果てより MOONSTONE | MOONSTONEさんのダークなラインの方。 猟奇殺人とか化物とか血とか死体とかついでにゾンビとかそういったグロ系要素満載な系統ですね。 異能は…あるといえばあるのですが、今作ではそれを使って化物と戦ったりするモノではないかも?
ちなみに直接の絡みはなさそうですが、 同ブランド・ライターさんの過去作である夏ノスやサクラノモリ~と同じ世界観っぽいことを匂わされてます。
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体験版あらすじ:
探偵業を営む真渋恵里とその助手である主人公が人捜しの依頼を受け訪れた島、そこは2人の故郷でもあり、それぞれに大切な人を残酷な形で失った場所。
そこで再会する、どこか昔の恋人を彷彿とさせるよう様変わりした妹。
調査を進める中で遭遇する、人を喰らう化物と、化物を狩る少女。
そして突如発生するパンデミック。
島内にはゾンビが溢れ、恵里と共に逃げ回るも、遂には恵里がゾンビに噛まれ感染、主人公の目の前で自ら命を絶ってしまう。
悲しみに暮れる主人公にもゾンビが群がり…。
──次に主人公が気がつくと、そこは見覚えのある船の中だった。
自分達は死んだのでは…?それともどうにか脱出したのか…?と混乱する主人公だが、状況はどう見ても島へと向かう時点まで時が戻った事を示しており…
と、こんな感じでした。ちなみに選択肢はいくつかありましたが1パターンしか選んでないので、もしかしたら選択肢次第では他ヒロインと行動するパターンになったかもしれませんし、あっさりBADになったかもしれません。
色々な要素を詰め込みすぎ感はあるものの、なかなか悪くない体験版だったのではないかと。
前情報の「猟奇殺人」「化物」「異能」に「パンデミック」「ゾンビ」「ループ」というキーワードが追加。
「ループ」と言うより「死に戻り」っぽいですが、死んだから戻ったのか他の理由なのかもわからないのでとりあえずはループで。
ヒロインは3人とやや少なめ。
駒子 :主人公が怪物に襲われた際に登場し、怪物を撃退してくれた命の恩人。しかし戦闘時に特に異能的なものを使ってる様子はなく、普通に怪我もするようで危なっかしい。由乃の同級生、友人でもあり、普段は大人しいタイプだが怪物を狩る事には強い執着を見せる(公式で家族を怪物に喰われた的なこと書かれてますね)。常に制服を着ているのは「校則で決められているから」。
なるほどてっきり大人の事情かと…由乃 :主人公の妹。お兄ちゃん大好き。数年ぶりに再会したところ、妙に食が細くなっており病的とは言わないまでも痩せ細っていたり(主人公の昔の恋人も細かった)、主人公とのデートの行き先として昔の恋人が好んでいた場所を見繕っていたりと、何やらヤンデレ的要素が垣間見える。普通にしてれば可愛いんだけどちょっと怖い。(というか公式確認してみたら何やら過去の恋人の意識が入り込んでそうな描写がありますね…)
恵里 :主人公のバイト先である探偵事務所の女所長。と言っても年齢的には学生である主人公より少し上程度らしい。物や場所などから残留思念を読み取るサイコメトリー能力を持つ。今のところ唯一名言されてる異能持ち。体験版時点で既に主人公に惚れていたが、露骨なフラグなんか立ててしまったが為にお亡くなりになりました。その時点で主人公も恵里に惹かれていたようだが2週目以降でどうなるのやら。
ところで本作、7800円と若干安いんですよね。
これがシナリオ量に影響しているのか否か。単にヒロイン3人とやや少ない為の値段設定だったらまだ良いのですが、それを理由に値段下げるブランドさんはあまりないので…
というのも、ループものって上手く扱わないと難しいんですよね。ループする理由付け、ループ条件、戻り先のタイミング(セーブポイント的な)、etc...あまり都合よく使いすぎれば読者も興醒めですが、逆に「さっさと死んでループしろよ」なんて言われる場合もあり。
シナリオボリュームが制限されていたりするとこの辺りがご都合展開になってしまいそうという不安が多少あったりなかったり…と。
まぁシナリオが呉氏ですので、良くも悪くも”程々にご都合”程度にしてくれるだろうくらいの期待はしていますが。
(そもそも本作が本当にループものと言える作品なのかすらまだ分かってないのですけどね。偶然条件がハマって一度戻れただけで今後ないかもしれな………それはないか。)
予想評価としては…80超えは難しいかもしれません。70中盤か80弱か…
既に色々な要素を詰め込みすぎ感のあるこの展開をうま~くまとめてくれれば伸びる可能性は十二分にあるのですが、それよりは70前半くらいになってしまう可能性の方がまだ高そうな気が…。
と言いつつ、続きは気になりますし夏ノス、サクラノモリもやってるのでせっかくだし(?)購入予定です。面白いといいなぁ