現状期待しているのはのらとと、次点で罪ノ光。
ワールドエレクションはちょっとやってみたいし間宮くんはCV的に気になりますが、とりあえず評価待ちの姿勢で。
◆(ほぼ)確定・
ノラと皇女と野良猫ハート HARUKAZE (体験版の感想は後半で) :2月の本命2。絵、設定、CV、テキストと、全体的にかなり好み。通販勢には厳しい商品展開をされている点だけは非常に大きなマイナスですが、体験版がとても面白かったので予約。…通販勢ガン無視のキャンペーンなんて滅べばいいのに…ブツブツ。 ところでこの作品もショートアニメ化企画が進行しているとのことで。うーん…そっちは不安。
◆有力・
罪ノ光ランデヴー minori (体験版の感想は後半で) :良くも悪くもいつものminori。最近のお家芸的な流れでしたが、相変わらずの魅せ方のうまさもありなかなか悪くない。買おうかな…どうしようかな…。
◆気になる◆スルー・
ハプニングLOVE!! つみきソフト (体験版の感想は後半で) :体験版来ないしギャラリー更新も無いしまた延期かなーと思っていたところに突然のマスターアップ、と非常に不安になる流れでしたが、少なくとも体験版を触った限りではCG枚数も多めでちゃんと出来上がっているっぽかったのでその点は一応安心。しかしハプニングとはなんだったのか…
・
間宮くんちの五つ子事情 CUBE (体験版の感想は後半で) :ストーリー的には今回も面白くはないのですが、大好きな声優さんも居たりして後ろ髪が引かれますね…。
・
ワールド・エレクション Whirlpool (体験版の感想は後半で) :毎作品時間がなくても体験版プレイする程度には気にしているけどなんだかんだで過去1作しか手に取ったことのないWhirlpoolさんの新作。 体験版@今回は久々に結構ノリが合ったのですが、とりあえず様子見です。
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甘えかたは彼女なりに。 戯画 (体験版の感想は後半で) :絵は結構良いと思いますが、私的にはそれだけ。序盤だから仕方がない部分もあるとはいえ、人間性を疑うレベルのメインヒロインは久々に見ました。
◆体験版をプレイしての所感など(ネタバレ注意) *ページ内ジャンプ* (※感想は、評価に関係なくただ感想を書いた順に並べてあります)
『 罪ノ光ランデヴー 』 の感想はこのすぐ下!
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罪ノ光ランデヴー minori :「肉まんはDIYに含まれますか?」→「含まれます!」 え、まっじで…!?
というわけでminoriさんの新作ですが、相変わらず演出が気合入ってますね。
立ち絵でも一枚絵でも目パチ口パク当たり前、冒頭から至極単純なものとはいえアニメーションを使用、光やら水中の水泡やら桜の花びらやらエフェクトも凝っており、またefの頃から多用している立ち絵や一枚絵をうまく使った臨場感の出し方も健在、と見せ方…魅せ方がうまいです。良い意味で"いつものminori"、"安定のminori"と言ったところです。
この勢いでE-moteなんて使い始めた日にはすごいものを作り上げてくれそうな気がしますが、さすがに開発費用が大変な事になるので自重してる感じでしょうか。まぁ単純にminoriさんの表現したいものと合わないだけかもしれませんが。
ストーリーとしては、失礼な言い方をすれば最近のお家芸的な流れですね。
過去の罪を背負った少年少女が出会い、付き合って、別れるところまでで体験版終了。
どうして「ここまで(はminoriの)テンプレ」みたいな作品ばかり目につくようになってしまったのかはよくわかりませんが、それでもなかなかに悪くないのでこれはこれでアリなのでしょう。
システム面の微妙っぷりは相変わらず。今時滅多に見られない(けどたまーにある)OKで抜けないと適用されてないパターン。
メッセージウィンドウ濃度変更出来なかったりシーンジャンプ無かったり右クリック=メニューが強制だったりショートカットが貧弱だったりオートになってるんだかなってないんだかわからなかったりetc...まぁもうここのはそういうものと受け入れてるのでこうして改めて考えないとあまり気にもしなくなってますが。
これでも少しずつ項目が増えたりして改善していってる感はありますが、他作品と比べるとやはり多少は不便ですね。
ヒロインについて。
あいは、体験版開始直後に
などとつぶやいてましたが、いやもうやっぱりねってやつで。
むしろ思ったよりダークじゃなくて安心したくらいであり、また過去作の"体験版ラストでダークサイド堕ちヒロインズ"と比べると心情面で言えば優しいくらいで、体験版後にどのような行動を取ってくるかが気になります。明らかにお互いに好き合ったまま別れたわけですし、尚更。
風香は、初対面時…正確には二度目の時ですが、『なんだこの図々しすぎるヒロイン
鬱陶しいなぶっ飛ばすぞ』と思わされましたが(酷い)、恐らくあの強引さも"そういう性格"なのではなく"全てわかったうえでわざと"だったのだろうと思うと、その後の色々な行動も相まって割とグッと来るものがありますね。背景設定が予想通りなら、ですが。
円来(つぶら)は、可愛いは可愛いのですがインパクトが弱かったです。語尾の「なの」と肉まん無双しか記憶にないです。
こういうあざとい設定付をされたキャラクターは私的に好きになりにくいので、どうでしょうね。
深柑先輩攻略したかったです。最近のminoriは所謂「おっぱいぼーん!」なヒロインしか居ませんが、これくらいのサイズもあるべきだと思うんですよ。
ちなみに点数予想は80弱くらいかなーと言ったところです。
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ワールド・エレクション Whirlpool | Whirlpoolさんも今年で10週年だそうで。おめでとうございます。 この生存競争の厳しい業界で10年続いていれば大したものです(よね?) 今後の活躍にも期待したいです。
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人間界、劫魔界、大自然郷、機械帝国、天楽園の5つの世界が統合された世界で、平々凡々な毎日を過ごしたい主人公と、各界の住人達が繰り広げるドタバタラブコメディ。
主人公は、人類最強とも言われる強力な異能を持ち、周囲からも恐れられているものの、本人は目立つのを好まず平々凡々な毎日を送りたいタイプ。基本前向き、妹や周囲からディスられてもくよくよしない。
ヒロインは、機械帝国出身(?)でアンドロイド?人間?、自称記憶喪失&破壊神のマイペースなポケポケ少女クルル、
劫魔界の魔族、前・劫魔界大統領の娘で天才的な能力を誇るソフィア=テラ=フランマソル=サンダ=ヴァニム=アクリ=ユースティ
…長いよ!、
人間界出身の人間、で主人公の妹(毒舌系)の伊織、
天楽園出身の天使、レベルを上げていずれは大天使になりたい
シャロちゃんパーフィル、
大自然郷出身の狼型獣娘、姉御肌で最初から攻略完了してるファウラ、の計5人。
+サブヒロイン7人も一応Hシーンが1回ずつあるらしいです。
基本は公式ストーリー紹介の流れで、平々凡々な毎日を過ごしたいはずの主人公が学校へ通い続ける為の条件として生徒会選挙などという目立つ場に立候補する羽目になり、更にそれに対抗して各々支持層を持つソフィア、ファウラ、(ついでにしゃr…パフ)まで立候補してきたからさぁ大変。主人公は無事生徒会長になれるのか…!?学校に通い続けられるのか…!? とかそんな
特に新鮮味は無い流れ。
体験版としては、誰もが予想した通りに主人公陣営が1歩どころか2歩も3歩も出遅れる中迎えたプレゼン対決第一回目…は体験版仕様の為カット。その後料理対決…対決?イベントまでで体験版終了。+ダイジェスト形式で個別チラ見せ。このあたりで共通終わりで選挙終わるより前に個別突入しそうな感じ。
体験版にはヒロイン5人分のHシーンが収録されてますが、全て前戯だけで肝心の部分がカットされているタイプ。これではHシーンテキストが合うかどうかの判別すら出来ない為、開発側都合の"焦らして販促"でしかない。気持ちは分かるけど個人的にはマイナス印象。
私はWhirlpoolさんの作品は毎度時間がなくてもなんだかんだで体験版は触っているのですが、大抵はノリからして合わず…。
でも本作は(序盤は妹を筆頭に主人公ディスが多くて投げそうになりましたが、それを超えれば)ちょいちょいクスリと来る場面もあり、なかなか楽しめました。
それにしてもローテンションな沢澤砂羽さんはやはり良いですね。ローテンション演技だからと言って棒で良いというわけでもなく、この味はこの人だからこそ出せた味だと思います。やっぱり珍妙なキャタクターを演じさせると特に光る人ですよね。
TVアニメでもたまに見かけますが、普通のキャラばかりでちっともこの人の良さを活かせてないなぁと常々…原画は、水鏡まみず氏、てんまそ氏、市倉ロボ氏、Rけん氏、とまぁ10週年記念ということで豪勢だとも取れるかもしれませんが、私にとっては単に"露骨にバラバラ"ですね。個人的にはマイナスポイント。 SD原画は安心のこもわた遥華氏。
システム面は、かなり細かく設定出来るのでそうそう不足は無さそう。
それと何故かケモっ娘の耳だけぴこぴこ動きます、立ち絵で。地味にかわいい。でも該当者は2人くらいしか居ない。何故そこだけ全力を尽くしたのか…。
シナリオは
近江谷宥氏の単独。原画は多いですがライターさんが一人という点は好感持てます。まぁ結果は完全にその人の実力次第になりますが、過去作を見る限りそこそこ期待出来そう…なのかな。
予想点数としては…75点くらい行って欲しいです(願望)。
私個人的には(序盤はともかく途中からは)読んでて割と楽しめるテキストだったのですが、個別はどうかなぁ…共通でドタバタしてる部分が一番面白そうな臭いも…。
また別次元の問題ですがこれまでライターさんを変えても常に低めに落ち着いてるブランドだけに…みたいなイメージもやはりあります。あくまで勝手なイメージですが、単純にこれまでライターさんに運がなかったのならまだしも、それ以外の…例えば偉い人が毎度余計な口出しをしてーとか予算が少なくてーとかそういう要因がもしあるのなら、そうそう伸びるとは思えなかったりして…。
でも少なくとも体験版部分は悪くなかったと思いますよ。
| ???「どうか、彼女を救ってください──。」 |
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ノラと皇女と野良猫ハート HARUKAZE | “絶対キミと添い遂げる 臆病で勇敢なブレイブハートストーリー” HARUKAZEがニ年超の開発期間を掛けて贈る、エンタメ超大作! とのこと。 独特の作風で、随所にナレーション解説が入ったりと確かにエンタメ性を意識した作りになっているっぽい?
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体験版としては序盤通し+エピソードをいくつか見せ+最後に選択肢で(Hシーン(途中まで)を含む)いくつかのエピソードを選択、といった内容。
普通にプレイしたら…んー、1~2時間くらいなのかな。(私はすぐ別作業に脱線するのでプレイ時間が参考にならないのです)
ストーリーは公式…にはほとんどないので、デモムービーより一部を引用しますと…
『死後の世界、冥界から皇女様が降臨! ひょんなことから皇女様を助けた主人公ノラだけど、皇女様をフった腹いせで魔法でネコにされちゃった!?』 はいダウトー。冒頭は変わりませんが、フった腹いせとかそういったマイナス感情の流れはなく、ハプニング…的なものでお互い意図せぬままうっかり冥界の皇女様の眷属になってしまい、その影響で体がネコになっちゃった!?にゃんだこれどうしたら良いんだにゃー…とかそんな流れでした。これ稀によく見かけるシナリオ書いてる内に内容変わっちゃった系なのでしょうけど、個人的には良い改変だったと思います。
主人公は…まぁネコですね。
というのは半分冗談で、体験版範囲でもそこそこ長い期間ネコではあったものの途中で無事人間に戻れました。でもまたいつネコになるかわからないような状態だったりして本編での人猫比率は読めないですね。 性格的には、子供好きな点を除くとイマイチ特徴がない気もしますが、変なアクの強さ等はないので悪く無いです。
むしろ猫時がなかなか愉快な性格をしてるので、常時ネコモードでいいですよ!ヒロインは以下の4人。
・冥界の皇女、パトリシア・オブ・エンド(C.V.小鳥居夕花)。地上の事をあまり知らない為、世間知らずのお嬢様風味。
(冥界:死後に行くとされている世界のこと。霊魂が行くとされる世界のこと。 ─wikipediaより)
・真面目な風紀委員の幼馴染、黒木未知(C.V.遥そら)。堅苦しい系な印象がありますが、まさかあんな関係になるとは…
・包容力抜群の家族的存在、夕莉シャチ(C.V.神代岬)。ノラにふさわしい相手を見つけようとしていますが、本人も満更でも…?
・天真爛漫なギャル後輩、明日原ユウキ(C.V.桐谷華)。ギャル子系の外見・言動、だけどその裏側には…
メインには気難しいヒロインはおらず、パトリシアはノラに好意的だし他3人+(人間界の)サブキャラ勢はみんな元々付き合いのある仲の良いメンバーなので、見ていて安心感がありました。
原画は前作、
でb…らぶおぶ!でもメインで担当されていた
大空樹氏が今度は単独で担当。前作ではシーンによってはやや太ましい印象があったりもしました(オブラートに包んだ表現)が、今作は
一気にまともになりました!顔も体もスラっとして綺麗なスタイルになりましたね。普通に良いと思います。
私的な順位は…え、いやこれ無理ですよ順位とか…普通に全員好きなんですよ今回のキャラデザ。強いて言うならユウキがちょっとだけ下かなーくらいしか差がないです。それもS・S・S・A+、みたいなハイレベル対決。
シナリオは、前作同様
はと氏単独。私は前作体験版は序盤こそ面白かったけど超特急すぎて付いていけず途中で疲れてダウン、けどまぁなんか面白かったような気はする!とかそんな印象でしたが、本作は素直に面白かったです。
いかにもギャグ作品ーといった雰囲気は全く無いのに絶妙なバランスでギャグを織り込んでくるシナリオで、かなり笑わせていただきました。
ナレーションや、ト書きをセリフ内に( )で配置するようなやや独特な表記が目立ちますが、これに抵抗が無ければ楽しめるのではないでしょうか。
前作の評価で心配な部分もないでもないですが、そのあたりは改善されていると期待して。
システム面では特に不満はないです。
ちなみに本作にはサスペンド機能が実装されてますが、タイトル画面を表示する際のヒロインのタイトルコールもなかなか面白く色々なパターンがあるので、サスペンドさんの出番はしばらくなさそうです。
BGMは…ギャグてんこ盛り作品の割には比較的落ち着いたものが多い印象ですが、各シーンのイメージに合っていて良いと思います。
本作唯一にして最大の不満点は、店頭で色紙+CD5枚お渡しーなど超豪華な通販勢ガン無視のキャンペーンを展開してくれちゃっている事(私店舗無理ーな通販勢なので)ですが、この話をすると左手や左目が疼いたり眼帯が外れたりしそうなのでカット。大丈夫採点には影響しません。しませんよぐぬぬ…
発売後の予想点数は…… え、点数?難しいことを聞きますね…。やや個性的な作品なのでバラけそうですが、それでも個別が残念なことにならなければ普通に80点台いける作品なのではないでしょうか… とりあえず78~85とでもしておきましょう。
個人的には現状80台後半つけたいくらい気に入ってます。
最後に画像を数枚。
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甘えかたは彼女なりに。 戯画 | この気持ちには、素直になりたい─ "甘えベタな彼女を愛でるADV"とのことで、各ヒロインが甘えベタポイントを持つ本作。 人付き合いなんて必要ないと思っていた、嫌われるのが怖くて踏み込めない、甘えるということがわからない、甘えても気づいてもらえない、そんな不器用なヒロイン達と出会い、物語が始まる─。
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ストーリーをダイジェストで
なるべく悪意を込めないよう紹介
① ぼっち主人公が一人食事をしているところに突然同じクラスの全く接点の無かったヒロインが登場
② 何の説明もなしにただ同行を求められる。最初の言葉は『付き合ってくれる?』 紛らわしい。
③ 案の定主人公が思春期真っ盛りな勘違いをしたことにヒロインがキレ、毒舌罵倒&ため息連発。…感じ悪いです。
④ ひとしきり主人公を罵倒した後に仕切り直し、『放課後一緒に来て欲しいところがある』というヒロインに対し『どこへ?』と返したところ『そんなこともわからないとかあなた今までこの学園で何を見てきたの?馬鹿なの?死ぬの?私も好きでこんなことしてるわけじゃないの。いい加減にしてくれる?』と主人公を貶す会話を長々繰り広げた挙句何故か挑発までし始める。わけがわからないよ…。そして結局行き先の説明はなし、主人公が折れる。
⑤ アシスト部と言う名の、おせっかいの押し売りで良くも悪くも有名な部へと連れて行かれ、ヒロイン集結。
⑥ 連行の理由を尋ねると、『あなたぼっちなんでしょ?ぼっちなんて死んだほうが良いわ(意訳)。アシストするから友達を作りましょう。え?いらない?なんで?え、作れないんじゃなくて作らないだけ?何言ってるのあなたのそれは作れないの間違いよ、そもそも作ろうとしたことすらないでしょう、ほらね論破、あなたは知らないでしょうけど友達って良いものなのよ、この部活に入って友達作りましょうね、はい決定』とヒロイン寄ってたかって総口撃。
⑦ 結局要らん要らんと言ってる主人公を言い負かして無理矢理友達を作らせる流れになり、部活として他生徒のお悩み相談に乗りつつヒロインと接していき、その中で主人公だけじゃなくヒロインの方もみんなそれぞれに友達感ちょっとおかしくね?と主人公が気付き始め、まぁなんやかやで意外とうまくやっていく感じ。
正直ちょっとアレです。
最初の、初対面の相手をひたすら罵るような人間性を疑う人とも、自分の意見こそが正しいんだと信じきって本人の意向を無視した善意の押し付けをしてくるような人(達)とも、あまり関わりあいになりたくないです。 全体的に『え、一体何様なんですかこの人(達)…』としか。
ヒロインは、
・人に構われるのを避ける毒舌優等生、新倉 朋美 C.V.くすはらゆい
・気配り上手なイマドキアクティブ女子学生、四賀 のはな C.V.結城ほのか
・世話好きだがやり過ぎるのが玉にキズなおっぱい先輩、永峰叶恵 C.V.花澤さくら
・とにかく世話のやけるダメダメ先輩、栗沢みゆき C.V.中家志穂
正直2番と3番の見分けがイマイチつきにくいですが、絵は可愛いですね、絵は。
シナリオについては、先の流れ以上に言うことはありません。
発売後の予想点数は…55~69くらいということで。個人的な体験版の点数は55点くらい。一応最後まで全部読みました。
キャラとの初対面イベントはプレイヤーへの印象付けの為に誇張と言える程極端な会話になるのはよくある話なので、途中からはマシになるのかなーと思いつつプレイしましたが…その傾向自体はあったものの、うーん。ついでに展開自体も、うーん。
まぁセンターちゃんなんかは特にデレ後は全くの別物になりかねないので読めないと言えば読めないのですが、そもそもあの人格のヒロイン勢を好きになれる気があまり…。
まぁ私に合わなかっただけでこれが良いという方も勿論居るとは思いますので。
・
間宮くんちの五つ子事情 CUBE | 今度は五つ子!? 家族を超えた愛がそこにある!
というわけで、前作『倉野くんちのふたご事情』の発売より3年と少し、基本的な作風は前作を踏襲しつつ、今度は五つ子にパワーアップ&良いとこのお嬢様や従姉妹のお姉ちゃんを巻き込んだ、第二弾の登場です。 |
舞台は間宮家7人家族で経営する海辺のカフェ・シーモア。休憩がてら買い出しに出た主人公は落し物をして困っているお嬢様風の女の子に出会う。持ち前の面倒見の良さから探すのを手伝い、どうにか見つけ出して別れ、その子とはそれっきり…かと思いきや…。 しばらく経ったある日、主人公達のクラスにその女の子が転校してきて 『私─あなたのことを愛しています!』『あなたも私に相応の愛情を抱きなさい!一生私に愛を捧げるのよ!』 などと言い放った。何やら先の一件で主人公に運命を感じ…要するに惚れ、婿に迎えるために転校してきたとのこと。突然そんなことを公言され、主人公のことが大好きな姉妹たちが黙っていられるはずもなく…。とかそんな流れです。
基本的には公式ストーリー紹介でほぼ完璧なのですが、莉里香の印象がちょっと悪い気がしたので一応こんな経緯があったんですよーってことで。
ヒロインは、メインに間宮家五つ子の4人+お嬢様、
更に初回版特典で√が追加される従姉妹のお姉ちゃんを足して、計6人っぽいです。
それにしてもこのお嬢様、↑では軽くフォローしたつもりですが基本的にはやられ役というかかませポジというか…タイトルからしてもどう考えても五つ子勢の大勝利っていうね…。
展開的にも、導入部で店の借金のカタに主人公を要求するあたりなんて五つ子内の仲を進展させるためのキッカケとして都合のいい悪役として配置された感バリバリで可哀想な役回りだなぁ…と。
ところで今作はC.V.が割と私好みで良い感じです。
まぁキャラデザ的にはそうでもないんですけどね!原画は前作同様
兼清みわ氏単独。 普通に可愛いとは思いますが、個人的にはイマイチ刺さらなかった。一番好きなヒロインをあえて言うなら音琴ですかね。ろろろろりこんちゃうわ!!
シナリオ担当は前作より続投の
双葉亮一氏単独。 と言っても私は前作を例のDMM様の555円キャンペーンで購入はしたもののまだ1人目の途中なのでさっぱり。しっかりイチャラブしてくれるといいですね!
発売後の予想点数は…こういうのは二番煎じだとか前作が良かったから期待してたけどー…とかで前作を多少下回るくらいのことが多い印象…そして本作のみで見てもストーリー的には別に面白くはないのですが、そもそも萌えとエロ重視の作品ですし、69~74くらいで。
しかし昨今ちょいちょい見かけるこの初回版特典で√追加、というのはいただけない。仮に評判良かったりして後から欲しいと思ってもこういうのがあると途端に買う気が失せて『やっぱいいや…』となります。
ブランド側からすれば初動以外でいくら売れてもお金にならないので、積極的にこういった事をしたい気持ちもわかるはわかるのですが、うーん…。
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ハプニングLOVE!! つみきソフト | つみきソフトデビュー作、不器用で可愛い女の子達との学園ハプニングラブADV。
一生懸命な女の子は「可愛い」! 恋愛に不器用なヒロイン達と過ごす何の変哲もない平凡な日常。 一生懸命主人公へアプローチするも、空回りしてはおこってしまう賑やかで騒がしいHなハプニングの連続の毎日!
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…と、まぁこういったコンセプトの本作な訳ですが、正直その割には肝心のハプニングの中身がありきたりなものばかりでインパクトも目新しさも全くなかったです。
主人公も、ラッキースケベ体質という設定だけど普通に気遣いの出来る常識人なのでイマイチ思い切りが足りないというか、弱い。コンセプト的に私は某ラッキースケベの神的存在であるリトさんをイメージしてしまい、どのイベントも『このシーン、リトさんだったらもっとこう…』と考えてしまって全体的に(主人公がというより展開的に)見劣り感が強すぎました。あまり他作品と比較するような真似はしたくないのですが、こればっかりは…。
健全な(はずの)ジャ○プ系コミックスに同系統ジャンルのエロゲがエロで完全敗北してどうするんですかっていう。
それにしても「健全」とは一体…体験版自体は序盤の共通パート→しばらく飛んだ共通パート→紗奈恵のHシーン→美咲のHシーン、という構成。Hシーンは途中の選択肢に関係なくこの2キャラ分が連続で流れます。
ヒロインは、いずれも恋愛に不器用な4人。
キャラ設定は正直無難というかテンプレ的というか…。
CVは若干物足りなさを感じた(演技的な意味でも)けれど、私的にはたみーさん以外は縁のなかった人なので新鮮さはあったかなと。
私は好きな声優さんであっても、稀によくある"どの作品やっても同じ声優さんばかり"という状況になるとすぐ食傷気味になってしまうので、結果はともかくこういった機会自体は結構ありがたかったり。
原画は
aomi氏と
アルデヒド氏。 一部立ち絵の表情が微妙だったのは気になりましたが、それ以外はイベント絵、SD絵含め全体的に悪くないと思います。でも塗りに関しては一部CGに"とりあえずぼかしとけ"的な思いを感じるような…。
体験版の長さの割に枚数は多めの印象でしたが、単にそういった部分を抜き出しただけなのか普通に頑張っているのか…。
システム面では、テキストウィンドウ濃度変更なし、バックジャンプなし、だけは残念ポイント。
それと作品内容とは関係ありませんが、公式高頻度で死にすぎィ!
予想点数は…うーん…70行くかなぁ…。 『ハプニングとは一体なんだったのか…』と言いたくなってしまうありきたりな内容で、ヒロイン的にもパッとしないというかとても無難な設定で…。うん、62~69点とでもしておきましょう。